Webマーケティングの転職に必要なポートフォリオの作り方

悩む人
「Webマーケティングの転職に必要なポートフォリオがない・・・」
「Webマーケティングのポートフォリオの作り方を知りたい」

こういったお悩みにここではお答えしていきます。

Webマーケティングの転職をする際にポートフォリオがあると書類選考や面接で有利に働くことがあります。しかし、ポートフォリオなんて作ったことない・・・という人もいますよね。

そこで、本記事では、Webマーケティングの転職に必要なポートフォリオの作り方について解説をしていきます。

これからWebマーケターとして転職を考えている方は良かったら参考にしてみてください。

目次

Webマーケティングにおけるポートフォリオとは?

ポートフォリオと聞くと、Webデザイナーなどのクリエイターが実績をアピールをするためにまとめた「作品集」をイメージする方も多いですよね。

Webマーケティングのポートフォリオの場合、見た目で評価されるための作品集ではなく、「どのようにWebサイトを改善したか」が分かるものにする必要があります。

こんな風にしてWebサイトを改善して、ここの数字を伸ばしました!という「実績」を分かりやすくポートフォリオで伝えます。

Webマーケティングのポートフォリオの作り方

ポートフォリオといってもWebデザイナーのように、わざわざポートフォリオサイトを作ったり、資料として作る必要は一般的にはありません。

以下のような内容を「職務経歴書」に記載することで、ポートフォリオとすることができます。

・企業名
・サイト名とサイトURL
・担当ポジション
・業務内容
・実績
・使用可能なツール

企業名

Webマーケティングの仕事で関わった企業名を記載します。

事業会社なのか支援会社・広告代理店なのかは書いておくのがいいでしょう。

事業会社のインハウスマーケターとしての仕事と、外部のコンサルティングの仕事だと業務内容が異なるため、記載しておくと採用側としても分かりやすいです。

サイト名とサイトURL

携わったサイト名とサイトURLを記載します。

百聞は一見に如かずで、実際に携わったサイトを見てもらうと、どんな仕事をしてきたのか伝わりやすいです。

担当ポジション

どのようなポジションでそのサイトに関わっていたかも記載しましょう。

Webマーケティングでは、以下のように様々な職種があります。

【Webコンサルティング会社】
・Webコンサルタント
・Webアナリスト

【インハウス】
・Webディレクター
・SEO担当
・広告運用担当
・SNS担当
・メールマーケティング担当

どのポジションで仕事をしていたか、該当する職種と役職を書いておくていいでしょう。

業務内容

担当したポジションでは、どのような業務を行っていたのか記載します。

例えば、クライアントの支援を行っている会社のWebディレクターであれば、

・運用型広告の運用コンサルティング
・クリエイティブ戦略の立案
・各方面へのディレクション
・制作進行管理、品質管理など各種管理業務
・効果検証、改善提案

といったような感じです。

担当ポジションや企業によって業務内容も変わってきますが、実際に今まで行ってきた業務を箇条書きで記載しておくと分かりやすいです。

実績

実績はポートフォリオを作る上で一番重要な部分になります。

携わったWebサイトでどのような実績を残すことができたか具体的な数字を入れながら記載をしましょう。

例えば、事業会社のSEO担当であれば、

【SEO担当】
・検索ボリューム1000~10000のキーワードを複数上位表示
・6ヶ月でオウンドメディアのアクセス数を5倍にアップ
・CTR・CVRの改善
・外部サイトからの被リンクを獲得し、ドメインパワーをアップ

といった感じです。

具体的な施策内容や事例などあれば、箇条書きでなく文章で書くのも良いでしょう。

使用可能なツール

今まで業務で使ったことのあるツールも記載します。

・Google Analytics
・Google Searchconsole
・Google キーワードプランナー
・Adobe Analytics
・MAツール(hubspot,Marketo,SATORI等)
・メール配信システム(配配メール等)

企業によってはよく使用されているツールが異なるので、どのツールの経験があるのかが分かると評価の判断材料になりやすいです。

Webマーケティングの転職でポートフォリオは必須なの?

Webマーケティングの転職でポートフォリオの提出は必須ではありませんが、転職の成功率を高めるには間違いなくあった方がいいでしょう。

Webマーケターとして実務経験がある場合は今までどんなことをやってきたか分かりやすくまとめたポートフォリオがあると採用側は評価がしやすいです。

しゅんぺい
僕はポートフォリオなしで面接に臨んだ時に、ポートフォリオを要求されて焦った経験があります。何らかの実績がある人は事前に用意しておくのがおすすめです!

未経験者の場合はどうしたらいい?

Webマーケティング関連の仕事が未経験の場合、ポートフォリオを必ずしも持っている必要はありません。

ただし、個人でブログの運営経験がある場合は、それをポートフォリオとしてアピールすると高い評価を得られることがあります。

僕もブログ運営の経験を実績として載せた結果、Webマーケティングの仕事は未経験ながら様々な会社の書類選考が通りました。

また、Webマーケティングスクールに通っているのであれば、スクールで学んだことや経験したことを記載するのも良いでしょう。

まとめ

以上、Webマーケティングの転職で使うポートフォリオについて解説をしてきました。

今回の内容をまとめると以下の通り。

要点まとめ

・Webマーケターのポートフォリオは「実績」「スキル」を分かりやすく伝えるもの
・ポートフォリオサイトや資料を別途作る必要はない
・職務経歴書に「サイトURL」「業務内容」「実績」等、を分かりやすく記載する
・ポートフォリオは必須ではないが、用意しておいた方が面接の時に困らない
・Webマーケティング未経験者の場合は、無理に実績などを用意する必要はない
・未経験者はブログ運営の経験があればポートフォリオとして使える

Webマーケティングのポートフォリオはデザイナーのように、オシャレなものを用意しなくて大丈夫です。

今までの経験で得た、実績やスキルが分かりやすく伝わることがポイントです。

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この記事を書いた人

BtoB企業のWebマーケター

自身の経験を基にWebマーケティングの転職・副業について発信しています。

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