新卒2か月で退職!入社してすぐに辞めた後の末路とは

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悩む人
「新卒で入社してまだ2か月なのに辞めたい」
「入社してすぐに辞めたら転職出来るかが不安」

とお悩みの方、結構いるかと思います。実は僕も新卒で入った会社が辛すぎて、入社2か月で転職をした過去があります。大手企業を辞めた後はブロガーとしてフリーランスになり、現在は企業のWebマーケター責任者として働いています。

なぜ、新卒2か月で会社を辞めることになったのか、そしてその後人生がどうなったかなど経験談をお話したいと思います。働き方、生き方として「こういった選択肢もあるんだな」という、何らかの参考になれたら幸いです。

目次

目標だった大手企業に新卒入社

もう8年も前のことになります。

大学4年生の就職活動の時、僕には行きたい業界があり、「こういう業界で仕事がしたいなー」という自分なりの軸を持って就職活動を行っていました。

社会人になって働くのが嫌だ、不安だという気持ちもありましたが、どうせ働かないといけないなら自分の希望が叶えられる仕事がしたいと考えていました。

選考が進んでいく中で、残念ながら第一希望の面接には落ちてしまいましたが、目標の1つだった業界大手の大企業に入ることができ、家族と一緒に喜んだ記憶があります。

その会社は従業員数が世界全体を合わせると数万人にのぼる大企業で、大手に入ったら将来は安泰だと考えていた当時の僕は、明るい未来を想像していました。

しかし、実際に入社してみたら、ブラックな労働環境という、大きな絶望が待ち構えていました。

入社したらブラック企業だった

研修も終わり、支社に配属された僕は初めての会社員・社会人生活をスタートさせました。

様々な人への挨拶、慣れない電話対応、見知らぬ土地で初めての一人暮らしなど、全てのことに必死でした。

ただ、新入社員だからか最初のうちは定時には帰らせてもらえて、1週間は瞬く間に過ぎていきました。

しかし、2週間目からは、非常にハードな生活が始まることになります。朝は6時に出社し、夜の23~24時に仕事が終わるというのが連日続き、土曜日も毎週出社していました。

土曜日出社に関しては、残業代が支払われず、サービス出勤という形でした。

いわゆる、ブラック企業です。

入社したばかりなのに過酷な長時間労働を強いられた僕は、「こんな生活が一生続くのか」と思うと非常に辛くなりました。

それでも、世の中の社会人は皆生きていくために頑張って働いているんだ、仕事に慣れるまでの辛抱だと思って、辛いと感じながらも仕事に行きました。

入社2ヶ月目で退職を決意

長時間労働やサービス出勤、そして高圧的な上司に対する緊張感やストレスが1ヶ月という短い間に積りに積り、気づいたらうつ状態になっていました。

病院にも行き、精神安定剤を処方してもらうものの、うつ状態は悪くなる一方で、とてもこのままその会社で仕事を続けていけるような精神状態ではありませんでした。

この先ずっとこの生活を続けて、毎日馬車馬のように働くのかと考えたら、苦しくて仕方なかったです。

そして、入社1ヶ月過ぎたあたりで精神的なピークを迎え、「もう会社を辞めよう」と退職を決意しました。

新卒2ヶ月目で退職するのは早すぎるし、転職が厳しいだろうとは思いましたが、それよりも当時は一刻も早く逃げ出したいという気持ちでいっぱいでした。

上司に辞表を出し、引き留められはしましたが、入社2ヶ月も経たないうちに退職することになりました。

転職先を探す

退職手続きが完了し、1週間程ゆっくりと休んだら精神状態も良くなり、転職先を探すことにしました。

会社で働くということに恐怖を覚えてしまいましたし、次もブラック企業なんじゃないか、転職先はあるのかという不安もありましたが、ずっと無職になるわけには行かなかったので転職サイトに登録するなど転職活動を始めました。

しかし、早期退職というのもあって、自分の思うような仕事が中々見つけることができませんでした。

そんな時、あるブログに出会いました。

当時、辛い時期だったので、「仕事すぐ辞める 人生終わり」みたいなキーワードで検索をしたところ、同じように仕事をすぐ辞めてしまった経験がある人のブログに辿り着きました。

その人は、会社員を辞めてブログの広告収入で食べているフリーランスで、企業には属さずに自分の力で自由に生きている人でした。

ブログで収入を得られるというのは学生の頃からはなんとなく知ってはいましたが、こんな生き方もあるんだと衝撃を受けた記憶があります。

会社でのトラウマもあり、ブログで生活できるようになって会社からは解放されたいと決意をし、フリーランスになることにしました。

今思えばかなり無謀なことをしたと思いますが、22歳という若さもあり失敗してもやり直せると思っていました。

ブロガーとしてフリーランスになる

親に相談したところ、最初は反対されましたが、1年やってダメなら再度会社に転職をするという約束をし、全くの未経験からブロガーとしていきなりフリーランスになることになりました。

ブログで食べていくためには、ブログの記事内で商品やサービスを紹介するアフィリエイトを学ぶ必要がありました。

アフィリエイトとは自分のブログ経由で商品やサービスが購入されると、報酬が支払われる仕組みで、沢山のアクセスを集めるなどすることができれば、大きな収入を得ることも可能なものとなっています。

そもそもアフィリエイトという言葉自体知らなかった状態から独学でブログを始め、最初の1ヶ月は数百円程度しか収入を得ることができませんでした。

しかし、努力を続けた結果、半年後に月100万円の利益を得ることができました。これは年末で一番売れる時期の商品であったため月100万円の利益は一時的なものでしたが、それでも生活できる程度の収入を安定的にブログで得ることができるようになっていました。

それからなんだかんだ5年以上、知り合いの社長さんからWebの仕事をもらったり、ブログで収入を得るなどしてフリーランスで食べていき、同年代よりも高い収入を得ることができるまでにはなれていました。

現在はWebマーケターとして就職

新卒2ヶ月で退職をした後、フリーランスで5年以上働いてきましたが、コロナが流行したのを機に企業にもう一度就職することを決めました。

フリーランスとしてずっとやってきたのに就職する理由としては、

・結婚をするから安定感が欲しかった
・Webマーケティングのスキルを磨きたかった

といったことが挙げられます。

要は、家族のため、自分のスキルアップのための就職でした。

フリーランスからの就職は厳しいかなと思いましたが、ある企業の社長が、僕のブログ・Webマーケティングのスキルを評価してくれて、Webマーケティングの責任者として無事に採用されました。

裁量権を与えられているため、ほとんど自分の思うように仕事を進めることができる良いポジションにつくことができました。Webマーケティングのスキルや実績を磨くこともでき、なんだかんだで今のところ充実した生活を送れています。

新卒ですぐに仕事を辞めようがなんとかなる

だらだらと自分の人生を振り返る形になりましたが、何を伝えたいかというと、「新卒で2ヶ月で辞めようが人生は何とかなる」ということです。

僕は入社して2ヶ月で退職した後、企業には転職せずにフリーランスになるという特殊な道を選択しましたが、あれから8年経った今ではWebマーケティングという好きな仕事をしながら充実した生活を送っています。

当時は、本当に会社が辛く、一刻も早く解放されたい地獄のような日々でした。そして、辞めてしまった時も将来が非常に不安になり、自分が情けなく、人生終わったなとも思っていました。

しかし、人生はなんとかなるものだということを身をもって体験しました。

勢いだけでフリーランスになった僕でもなんとかやってこれたので、入社してすぐに仕事を辞める選択をしてもなんとかなるので大丈夫です。

企業に転職するにしても、大手は難しかったり、自分にとって条件の良い会社を見つけることは難しい場合もあるかもしれません。

それでも、今は転職エージェントは充実していますし、今よりも環境の良い会社は沢山あるはずです。

3年は働こうなんて言葉がよく使われますが、今はそんな時代でもないと思います。どうしても今の会社が辛く、幸せになる将来が見えないのであれば、環境を変えるのは全然ありだと思います。

新卒ですぐに仕事を辞めてしまっても、若いのでやり直すことは充実にできますよ。

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この記事を書いた人

HSP気質なWebマーケター兼Webライター

自身の経験を基にWeb/IT業界の転職・副業について発信しています。

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